「条件は悪くないはずなのに、なんだか気が進まない…」
そんな風に職場探しで迷ったことはありませんか?
理学療法士として長く働き続けるには、「条件面」だけでなく、「納得感」や「相性」もとても大切です。
今回は、職場を選ぶときに私が実際に意識している5つの視点をご紹介します。
働く場所を選ぶときに考えたい5つの視点
- 自分が大切にしたいことが満たせるか
- 働き方の相性(時間・通勤・休みなど)はどうか
- 給与や制度に納得できるか
- 人間関係や雰囲気は自分に合っているか
- 数年後もこの職場で働いているイメージが持てるか
1. 自分が大切にしたいことが満たせるか
まずは、「自分が何を大事にして働きたいのか」をはっきりさせましょう。
私の場合は「家族との時間」と「スキルアップの両立」でした。
この2つを軸に、勤務時間・業務内容・勉強会の有無などを確認するようにしています。
2. 働き方の相性(時間・通勤・休みなど)はどうか
「定時退勤OK」と言われた職場でも、実際には事務作業で30分残業が当たり前だったことがあります。
他のスタッフが残っていると帰りづらい…という雰囲気も大事なチェックポイントです。
見学や面接で「実際は何時頃に退勤されてますか?」と聞くとリアルな働き方が見えてきます。
3. 給与や制度に納得できるか
私が見学に行ったある施設では、「昇給は年1000円程度」と説明を受け、
将来を考えたときに不安を感じました。
給与の額だけでなく、資格手当や住宅手当、交通費支給、研修費補助なども含めて、
制度全体に納得できるかどうかをチェックすることが大切です。
4. 人間関係や雰囲気は自分に合っているか
雰囲気は求人票には載っていません。
私が見学中に「ここ、雰囲気いいな」と感じたのは、
スタッフ同士が自然に声をかけ合い、笑顔であいさつをしていた場面を見たときでした。
「この空気感なら、きっと自分も馴染める」と思えたのが決め手になりました。
5. 数年後もこの職場で働いているイメージが持てるか
「この先、この職場でどう成長していきたいか」も重要な視点です。
私は、見学した施設で落ち着いて後輩を指導している先輩を見て、
「ああいうふうに働けたらいいな」と思えたことが、選ぶ後押しになりました。
数年後の自分が前向きに働いている姿が想像できるかどうか、考えてみてください。
まとめ|“ここで働きたい”を自分の軸で見つけよう
職場探しに正解はありませんが、
「どんな働き方をしたいのか」「どんな雰囲気が心地よいのか」
自分の軸を持って探すことで、納得できる選択につながると思います。
迷ったときは、今回の5つの視点をヒントに、自分自身と向き合ってみてください。
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