「求人は見ているけど、どう動けばいいか分からず、結局そのままになっていた」
そんな経験、ありませんか?
私自身も、最初の転職活動では何から手をつけていいか分からず、求人を眺めるだけで終わっていました。
平日は仕事でクタクタ、休みも家の用事があり、なかなか動けない…。
気づけば数ヶ月が過ぎていたこともあります。
私がやってよかった3つのこと
転職活動を通して、「これをやっておいてよかった」と感じたことが3つあります。
- エージェントに相談して退職時期を調整できたこと
- スケジュールを事前に立てて、無理のないペースで進めたこと
- 複数の職場を見学して比較・納得して選べたこと
この記事では、こうした行動にどうつなげたのか、在職中でも無理なく転職活動を進める工夫をご紹介します。
転職活動は“段取りが9割”
転職活動は、勢いよりも「計画」がカギです。
特に在職中であれば、辞めてから探すより、働きながら準備して動いた方が安心感があります。
- いつ辞めたいのか?
- どんな職場を希望するのか?
- 何を優先して選ぶのか?
これらを整理しないまま動いてしまうと、焦りや迷いが出て判断がブレがちです。
段取りを立てて、少しずつ行動することで、希望に合った職場と出会いやすくなります。
転職スケジュールの流れ(3ヶ月モデル)
【1ヶ月目】自己分析・希望条件の整理
- なぜ転職したいのか?
- どんな職場・働き方を望んでいるのか?
- 給与・休み・勤務地・やりがいなど、希望条件に優先順位をつける
この時期に転職サイトやエージェントへの登録を済ませておくと、効率よく情報収集できます。
【2ヶ月目】求人チェック・見学・書類準備
- 気になる求人をピックアップし、比較・検討
- 実際に見学や説明会に参加して、雰囲気をチェック
- 履歴書・職務経歴書の準備に着手
私自身、見学は「早めに申し込めばよかった」と思いました。
日程調整が遅れると、気になる求人が先に埋まってしまうこともあります。
【3ヶ月目】応募・面接・退職準備
- 応募書類を提出し、面接に臨む
- 内定後、退職の意向を伝え、時期を調整
- 有給消化や引き継ぎなども含めてスケジュールを組む
職場によっては引き止めが入るケースもあるため、早めに計画しておくと安心です。
在職中に感じた悩みと工夫
在職中の転職活動は、時間のやりくりが難しいと感じました。
- 平日休みが取れず、見学日程が合わせづらい
- 仕事終わりは疲れて書類作成が進まない
私が実践して効果的だったのは、「タスクを細分化してリストにする」ことでした。
履歴書の作成、求人チェック、見学予約…など小さく分けて、土日の午前や平日夜に少しずつ進めました。
また、見学や面接の日程調整についてはエージェントに相談して進めてもらえたのが、とても助かりました。
ボーナスをもらってから辞めるか?退職時期の悩み
転職時期を考えるうえで、「ボーナス」は無視できません。
私も「もらってから辞めた方がいいかな…」と何度も迷いました。
結果的には、退職希望日から逆算して、
- ボーナス支給日
- 有給消化
- 引き継ぎスケジュール
をすべて加味した上で退職する月を決めました。
ただし、実際には
- 「あと1ヶ月だけ残ってくれない?」
- 「この患者だけ担当してもらえたら…」
など、断りづらい場面もありました。
こうしたケースに備えて、あらかじめ自分の中で「退職のライン」を決めておくと迷わずにすみます。
改めて、やってよかった3つのこと
- エージェントに相談して退職時期を調整できたこと
- スケジュールを事前に立てて、無理のないペースで進めたこと
- 複数の職場を見学して比較・納得して選べたこと
この3つがあったからこそ、「納得できる転職」ができたと実感しています。
まとめ|段取りがあれば、転職は怖くない
転職に迷うのは当たり前。
でも、「行動できない」のは、見通しが立っていないからかもしれません。
- 自分が大切にしたい条件は何か
- どの順番で進めるのが良いか
- 退職のタイミングはどう調整するか
こうした段取りを立てるだけで、不安は少しずつ和らぎます。
求人を眺めるだけで終わっていたあなたも、
今日から「行動に移す」ための第一歩を踏み出してみてください。
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