気づけば今日も残業…そんな毎日になっていませんか?
「今日こそ早く帰ろう」
そう思って出勤したはずなのに、
気づけばカルテ入力が終わらず、時計は19時、20時。
リハビリが終わったあとに、
・カルテ記録
・計画書作成
・カンファレンス
・電話対応
・書類業務
次から次へと仕事が増えていきます。
「なんで自分だけ終わらないんだろう」
「要領が悪いのかな」
そんなふうに落ち込んだ経験はないでしょうか。
実はこれ、多くの理学療法士が抱えている共通の悩みです。
理学療法士の働き方は、想像以上に“細かい業務の積み重ね”でできています。
だからこそ、少し整理するだけで大きく変わる余地があります。
結論|仕事が終わらない原因は「能力不足」ではなく「整理不足」
先に結論からお伝えします。
仕事が終わらないのは、能力が低いからではありません。
多くの場合、
「タスクの整理」と「順番の決め方」に原因があります。
つまり、頑張り方の問題ではなく、やり方の問題です。
私自身も、
「もっと早く動かなきゃ」
「効率よくやらなきゃ」
と気合いで乗り切ろうとしていました。
でも変わったのは、努力量ではなく「整理の仕方」を変えたときでした。
タスクを整えるだけで、残業時間は本当に減らせます。
理学療法士の仕事が終わらない3つの原因
① 業務が細切れすぎる
リハビリ → 記録 → 電話 → 会議 → 書類 → またリハビリ。
理学療法士の評価や治療業務は、常に中断されがちです。
集中が何度も途切れることで、思っている以上に時間をロスしています。
② 「全部完璧にやろう」としてしまう
真面目な人ほど、
カルテも書類も「完璧に書かなきゃ」と考えます。
でも100点を目指すと、時間はいくらあっても足りません。
完璧主義は、残業の大きな原因になります。
③ 優先順位を決めないまま動いている
来た仕事を順番に処理していませんか?
実はこれが一番効率の悪いやり方です。
「重要な仕事」と「後回しでもいい仕事」が混ざると、時間はどんどん奪われていきます。
以前の私は、毎日1〜2時間残業していました
これは私自身の体験です。
回復期病棟で働いていた頃、
ほぼ毎日、最後まで残ってカルテを書いていました。
「仕事が遅いのは自分の能力不足だ」と本気で思っていました。
しかし、あるとき気づいたのです。
私は“忙しい”のではなく、“整理できていないだけ”だと。
タスクを書き出し、優先順位を決め、記録をその場で終わらせる。
それだけで、帰宅時間は大きく変わりました。
理学療法士の評価や治療の質を落とさずに、業務効率だけを上げることは十分可能だと実感しました。
今日からできるタスク整理の5つのコツ
① 1日の最初にタスクを全部書き出す
頭の中だけで管理すると、必ず抜けやモレが出ます。
紙やメモに「今日やること」を全部見える化するだけで、思考がかなりスッキリします。
② 優先順位は「重要×期限」で決める
「急ぎ」だけで動くと振り回されます。
重要で期限が近いものから処理するだけで、効率は大きく変わります。
③ 記録はその場で終わらせる
まとめて書こうとすると地獄になります。
リハビリ後すぐ2〜3分でメモを書く習慣をつけると、夕方が驚くほど楽になります。
④ 似た作業はまとめて処理する
電話は電話、書類は書類。
同じ種類の仕事をまとめる「バッチ処理」は、想像以上に時短になります。
⑤ 7割でOKにする
ここが一番大切です。
カルテや書類は100点でなくても伝われば十分。
「完璧」より「終わらせる」ことを優先するだけで、残業は激減します。
タスク整理だけで、ここまで変わりました
これらを続けた結果、
・残業1〜2時間 → ほぼ定時退勤
・気持ちの余裕ができた
・患者さんと落ち着いて関われる
・家族との時間が増えた
働き方が本当に変わりました。
同じ業務量なのに、疲労感はまったく違います。
「仕事が早い人=能力が高い」わけではない
職場には、いつも定時で帰る人がいます。
以前は「すごいな」と思っていました。
でも実際は、能力の差ではなく「整理の差」でした。
タスク管理はスキルです。
誰でも身につけられます。
まとめ|頑張る前に「整理」する
理学療法士の仕事が終わらない原因は、努力不足ではありません。
多くは「タスクの整理不足」です。
・書き出す
・優先順位を決める
・その場で終わらせる
・完璧を目指さない
この4つだけでも、働き方は大きく変わります。
頑張る前に、まず整理する。
それが、残業を減らすいちばんの近道です。
ぜひ明日から、ひとつだけでも試してみてください。

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