理学療法士として「やりがいを感じられない」と思ったときに考えること

働き方と悩み

「このままでいいのかな…」

患者さんとは向き合ってる。仕事も手を抜いていない。
だけど、最近どこか満たされない。そんな感覚、ありませんか?

私はこの仕事が嫌いではありません。
それでもふと、「この先もずっとこの感じなのかな…」と立ち止まってしまうことがありました。

やりがいが感じられなくなったときって、自分がダメになった気がしてしまうけど、
実はそれ、「次のステージを探しているサイン」かもしれません。

働き方を見直すことで、やりがいが戻ることもある

やりがいを感じられないときに大切なのは、
「このまま続けるか、辞めるか」だけでなく、“働き方を少し見直してみる”こと

  • 同じ職場でも役割が変われば気持ちも変わる
  • 無理のない働き方にシフトするだけで心が軽くなる
  • 小さな挑戦で気持ちが動き出すこともある

一度立ち止まって、今の働き方が自分に合っているか見直してみましょう。

1. ルーチンワークが“安心”から“空虚”に変わるとき

経験を積むほど、業務に余裕が出てきます。
でもその分、新鮮さや緊張感が薄れ、「ただの作業」になってしまうことも。

私も、毎日似たような訓練メニューを繰り返すうちに、
「これって自分じゃなくてもできるのでは?」という感覚に襲われたことがありました。

2. やりがいは「刺激」や「変化」と一緒にやってくる

やりがいは、自然と湧くものではなく、「少しのチャレンジ」や「新しい視点」がきっかけになることが多いです。

例えば私は、後輩の指導に関わるようになってから、
「誰かを支える立場」にやりがいを見いだせるようになりました。

同じ職場でも、役割が変わるだけで気持ちも変わることがあります。

3. 「今の働き方が自分に合っているか」を見直してみる

  • 通勤が負担になっていないか
  • 担当業務の幅が広すぎて疲弊していないか
  • 休日にしっかりリフレッシュできているか

“働き方の型”が、自分のエネルギーや生活リズムに合っていないと、
心が摩耗していく感覚があります。

4. やりがいを取り戻すための“小さな変化”を試す

  • 他職種との勉強会に参加してみる
  • 少し違う分野(訪問・自費・地域など)に目を向けてみる
  • 外部のセミナーやSNSで刺激を受けてみる

私自身、SNSで他のPTの取り組みを知って刺激を受け、
そこから新しい資格の勉強を始めたこともあります。

5. “頑張っているのに満たされない”のは、成長を求めているから

やりがいが薄れてきたとき、
「自分ってこんなもんなんだな」と諦めてしまいそうになります。

でもそれは、「もっとできるはず」「もっと成長したい」という前向きな気持ちの裏返し。

その気持ちがあるなら、まだ大丈夫。
自分の働き方を見直すチャンスかもしれません。

まとめ|やりがいを感じないときは、変化のサイン

「やりがいが感じられない」と思ったとき、
それは何かが終わる合図ではなく、「次に進むきっかけ」です。

無理に「やりがいを感じなきゃ」と思う必要はありません。
今の自分にとって心地よい距離感、ちょうどいい負荷、
そんな環境を見つけられたときに、自然と充実感は戻ってきます。

焦らず、一歩ずつ。
あなたにとって「ちょうどいい働き方」が、きっと見つかります。

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