「中途で入ったけど、思っていた職場と違った…」
そんな経験をした理学療法士の方は少なくありません。
求人票では良さそうに見えても、実際に働いてみると
- 指導がほとんどない
- 業務が多すぎて定時で帰れない
- スタッフ同士の連携がとれていない
など、ギャップを感じることがあります。
だからこそ、中途入職を考えるときは
見学や面接で「職場の実態」をしっかりチェックすることが大切です。
チェックしたいポイント一覧
中途入職で後悔しないためには、以下のようなポイントを見学や面接時に確認しておきましょう。
- 教育体制はあるか?
- 担当件数や業務量はどうか?
- 残業・休憩の実態は?
- スタッフの雰囲気・人間関係は?
- 管理者や上司の関わり方は?
- 離職率や定着率の目安は?
- 自分のやりたいことができそうか?
1. 教育体制はあるか?
OJT中心で「見て覚える」スタイルの職場も多いですが、
中途でも新しい職場では指導体制が整っているかが重要です。
- 初期のオリエンテーションやマニュアルはあるか?
- わからないことを相談しやすい雰囲気か?
2. 担当件数や業務量はどうか?
1日あたりのリハビリ単位数や、雑務・カンファレンスの頻度など、
業務量に関する情報は確認しておくと安心です。
たとえば:
「定時で帰れることが多いですか?」
「1人あたり何名くらい担当していますか?」
3. 残業・休憩の実態は?
「残業なし」と書かれていても、実際にはサービス残業が常態化している職場もあります。
- スタッフが定時で帰っているか
- 休憩がしっかり取れているか
4. スタッフの雰囲気・人間関係は?
「見学のときに感じた雰囲気」は意外と的中することが多いです。
- スタッフ同士の会話が自然か
- 後輩が質問しやすい空気があるか
5. 管理者や上司の関わり方は?
面接担当者=管理者の場合は、その人の雰囲気から職場文化を感じることもあります。
- 面接での説明が丁寧か
- 質問にしっかり答えてくれるか
- 価値観が合いそうか
6. 離職率や定着率の目安は?
「スタッフの入れ替わりが激しい」と感じたら要注意です。
やんわり聞いてみる質問の例:
「長く勤めている方はどのくらいいますか?」
「新卒や中途入職の割合は?」
7. 自分のやりたいことができそうか?
最終的には「この職場でやりたいことができるか」が大切です。
「この分野を伸ばしたい」「働き方を改善したい」など、
自分が転職で実現したいこととマッチするかを考えてみましょう。
まとめ|見学・面接で“職場のリアル”を見極めよう
中途入職では「現場を見ておけばよかった」と後悔するケースも少なくありません。
焦らず、見学や面接を通じて
「雰囲気・業務内容・人間関係」などを確認することで、
あなたにとっての“ミスマッチのない転職”が実現できます。
小さな違和感も見逃さず、
自分の目と感覚でしっかり確かめてみてください。
コメント