「今のままでいいのかな?」その違和感を放っておかないで
理学療法士として働いていると、ふとこんな思いがよぎることはありませんか?
- 「今の職場、このまま続けていいのかな」
- 「他の道もあるんじゃないか」
- 「でも、自分が本当にやりたいことってなんだろう…?」
経験年数を重ねるにつれ、スキルや働き方に幅が出てくる一方で、
“自分の軸”を見失いかけることもあるものです。
私自身も、「なんとなく惰性で続けている気がする…」と感じた時期がありました。
でも、そこで立ち止まって「自分にとってのやりたいこと」と向き合えたことが、
今のキャリアの選択に大きくつながっています。
結論:やりたいことはこの3ステップで見えてくる
キャリアプランに悩んだときは、まず自分の棚卸しが大切です。
以下の3ステップを通して、自分の“本当にやりたいこと”を明確にしましょう👇
✅ やりたいことを明確にする3ステップ
- 過去を振り返る
- 今の価値観を整理する
- 未来を描く
STEP 1|過去を振り返る
まずは、自分の過去の経験を振り返ってみましょう。
- どんな場面でやりがいを感じたか?
- 成果が出て嬉しかったことは?
- 印象に残っている患者さんとの関わりは?
たとえば、
「歩けなかった患者様が自分の介入で立てたとき」
「ご家族に感謝されたとき」
「後輩の成長を見守ったとき」など、
あなたの心が動いた場面には、“ヒント”が詰まっています。
STEP 2|今の価値観を整理する
次に、今の自分が「何を大切にしたいか」を考えます。
- プライベートとの両立?
- 専門性の追求?
- 安定した働き方?
- 人と深く関われる仕事?
ライフステージによって価値観は変わって当然です。
過去にやりがいを感じたことと、今の希望が違っていても大丈夫。
今の自分の“リアルな気持ち”を正直に見つめてみてください。
STEP 3|未来を描いてみる
最後に、理想の未来をイメージします。
- 5年後、どんな場所でどんな働き方をしていたいか?
- どんな患者さんと関わりたいか?
- 自分が「これだ」と思える専門分野は?
- チームで?一人で?教育?自費?開業?
理想の働き方に近づくために、
「今の職場で実現できること」「転職や副業で叶えられること」など、
少しずつ選択肢を広げていくイメージを持つことが大切です。
まとめ|“やりたいこと”は、自分の中にしかない
キャリアに迷うことは、悪いことではありません。
むしろ、「よりよく働きたい」と思っている証拠です。
大事なのは、モヤモヤを放置せず、言葉にしてみること。
やりたいことは、スキルや経験だけで決まるものではなく、
あなたの「想い」や「価値観」から生まれてくるものです。
焦らず、でも立ち止まりすぎずに。
今の自分と、少し先の自分に向き合ってみてください。
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