「質問はありますか?」と聞かれて戸惑ったことはありませんか?
転職面接の終盤、「何か質問はありますか?」と聞かれて、
「え…特にありません」と答えてしまった経験、ありませんか?
実はこのタイミング、いわゆる“逆質問”の時間。
事前に準備しておくことで、面接官に好印象を与える大きなチャンスになります。
この記事では、理学療法士として転職面接で使える逆質問の具体例と、
印象を良くするコツ、逆効果にならないための注意点を紹介します。
理学療法士の転職面接で使える逆質問10選
- 新人教育やフォロー体制について教えてください
- 1日のリハビリの流れや担当患者数について伺えますか?
- キャリアアップや評価制度にはどのような仕組みがありますか?
- 他職種との連携はどのように行われていますか?
- 主に対象となる疾患や年代の傾向はありますか?
- OJTや指導体制について、特徴があれば教えてください
- 長く働いている方の特徴や雰囲気を教えてください
- この分野で働くうえで大切にされていることや特徴があれば、ぜひ伺いたいです
- 配属先の決定にはどのような基準がありますか?
- 今後、法人として力を入れていきたい取り組みはありますか?
逆質問の目的とは?ただの「質問」ではありません
面接官が「質問はありますか?」と聞くのは、単なるマナーではありません。
この時間には、以下のような意図が込められています。
- どれだけ職場について調べているかを知りたい
- 志望動機の本気度を確かめたい
- 質問内容から人柄・視点の深さを見たい
つまり、「質問する内容」そのものが、あなたの評価材料になるのです。
逆質問が好印象につながる3つの理由
- 病院や施設への理解が深まっていることが伝わる
- コミュニケーション力・主体性のある人だと感じてもらえる
- 「一緒に働くイメージ」が面接官の中で具体化されやすい
NGな逆質問例|印象ダウンに注意!
- 給与・残業・休暇など待遇面だけを聞く
- 「特にありません」で終わらせる
- 調べればわかる内容をそのまま聞く(例:HP掲載内容)
- 前職の不満をにじませた質問
逆質問を効果的にする3つのコツ
- 「調べたうえで質問しています」という姿勢を見せる
例:「HPで〇〇と拝見したのですが…」などの前置きが◎ - 事前に最低2〜3個は用意しておく
- 質問の最後は「ありがとうございます」で締める
逆質問は「あなたが職場を見極める時間」でもある
転職は、“採用されるかどうか”以上に、“自分に合う職場かどうか”の見極めが大切です。
逆質問の時間は、あなたが職場側に対して「見極める」ための時間でもあります。
一方的に選ばれるのではなく、自分が選ぶ側でもあるという意識で臨むことが、転職成功の第一歩です。
逆質問10選のポイント解説(なぜそれが効果的なのか)
- 新人教育やフォロー体制について教えてください
→ 入職後の不安を解消したいという前向きな姿勢が伝わります。 - 1日のリハビリの流れや担当患者数について伺えますか?
→ 働き方を具体的にイメージしていることがわかります。 - キャリアアップや評価制度にはどのような仕組みがありますか?
→ 長期的な視野と成長意欲が伝わります。 - 他職種との連携はどのように行われていますか?
→ チーム医療への理解・関心が伝わり、協調性を印象づけられます。 - 主に対象となる疾患や年代の傾向はありますか?
→ 施設の特徴を踏まえて働きたいという意欲が伝わります。 - OJTや指導体制について、特徴があれば教えてください
→ 教育体制を重視していることが伝わり、受け身でない印象になります。 - 長く働いている方の特徴や雰囲気を教えてください
→ 職場の風土を知りたいという本気度が伝わります。 - この分野で働くうえで大切にされていることや特徴があれば、ぜひ伺いたいです
→ 施設・分野の方針を理解したいという前向きな姿勢が伝わり、「自分に合う職場かどうかを丁寧に見極めようとしている」と好印象につながります。 - 配属先の決定にはどのような基準がありますか?
→ ミスマッチを防ぐための冷静さと準備力が感じられます。 - 今後、法人として力を入れていきたい取り組みはありますか?
→ 施設の将来性に関心があることを示し、視座の高さをアピールできます。
まとめ|逆質問は面接の決め手になる
- 面接での「質問はありますか?」は、最大のチャンス
- 逆質問の内容で、あなたの志望度や人柄が伝わる
- 用意しておけば、落ち着いて面接に臨める
逆質問を通じて、あなたの魅力をもう一歩伝えてみましょう。
しっかり準備して、自分に合う職場への内定をつかんでください。
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