「もう辞めたい…」
毎日の業務に追われ、給与も上がらず、人間関係にも悩みが尽きない。
理学療法士として働く中で、「このまま続けていて本当にいいのだろうか?」と感じたことはありませんか?
実は、同じように悩んでいる理学療法士は少なくありません。
この記事では、辞めたくなる理由を整理し、後悔しない選択をするための考え方をお伝えします。
理学療法士を辞めたいと感じる主な理由
- 給与が上がらない
昇給がほとんどなく、年収が頭打ちに感じてしまう。 - 人間関係や職場環境に疲れる
医師や看護師との関係、上司の意向に左右されやすい。 - やりがいを感じられない
流れ作業のような業務や、患者さんと向き合えない環境。
あなたの悩みは「一時的なストレス」なのか、「環境を変えるべきタイミング」なのかを見極めることが大切です。
辞める前に考えておくべき3つのこと
- 将来のキャリアをどう描いているか?
5年後・10年後、今の職場にいる未来が想像できますか? - 職場を変えるだけで解決する可能性は?
訪問リハや自費リハなど、同じPTでも働き方は様々です。 - 本当に辞めるべきか、別の道があるか?
副業・異動・資格取得など、「辞める」以外の選択肢も検討を。
私自身も転職を考えた経験があります
私自身、以前の職場で昇給が月2,000円程度と非常に少なく、
どれだけ勉強会に参加し、自己研鑽を続けても給与には反映されませんでした。
患者さんのためになると思った治療も、患者さんが良くなっているにもかかわらず、「他の人ができないからやめてくれ」と言われたことがあり、強い無力感を感じたのを覚えています。
上司の臨床技術に疑問を持ちつつも、単位数ばかりを求められ、後輩指導やチームへの貢献は評価の対象にならない。
そんな職場に未来を感じられず、「このままでいいのか」と悩み続けていました。
結果的に、他の職場の働き方を調べたり、副業やキャリアについて学び直したことで、
「辞める=悪」ではなく、自分の価値を再定義するチャンスだと捉えるようになりました。
それでも辞めたいときは?行動のポイント
- 感情的な退職ではなく、計画的な転職を意識する
- 転職サイトなどで他の求人や職場の比較を始める
- 退職時期や引き継ぎ、有給消化を含めた準備を冷静に
まとめ:辞めたい気持ちは「行動のサイン」
「辞めたい」と思う気持ちは、あなたが変化を求めている証拠です。
無理をして働き続けるより、一度立ち止まって情報を集め、自分に合った働き方を見つけることが大切です。
今よりも前向きに働ける環境は、きっとどこかにあります。
コメント