理学療法士の転職活動の始め方|失敗しないための5つの準備

転職ノウハウ

「転職を考えているけど、何から始めたらいいかわからない…」

理学療法士として働いていて、待遇や人間関係、キャリアに悩んで「転職したい」と思うことはありませんか?

実際、理学療法士の仕事はやりがいがある反面、評価されにくい部分や将来の不安を感じることも多い職種です。

この記事では、理学療法士が転職活動を始めるときに必要な5つの準備を、私自身の経験も交えて解説していきます。


STEP1:転職理由を明確にする

最初にやるべきことは「なぜ転職したいのか?」をはっきりさせることです。

私自身、昇給が月2,000円程度で、どれだけ勉強会に参加しても給与には反映されない現実に不満を感じていました。
患者さんを良くするために勉強会で習った手技を実践し、患者さんから「良くなった」「楽になった」と言ってもらえたのに、上司からは「他の人ができないからやめてくれ」と言われたこともあります。

そんな環境に将来性を感じられなくなったことが、転職を意識するきっかけになりました。

このように、自分が何に不満を感じ、どう変えたいのかを明確にすることが第一歩です。


STEP2:自分の経験や働き方を振り返る

次にやるべきことは、自分のこれまでの働き方やスキルを見直すことです。

  • どんな分野で経験を積んだか(整形、脳血管、呼吸器など)
  • どんな患者層と関わってきたか
  • 自分の強み・得意なリハビリ手技
  • どんな働き方をしたいか(時短、残業なし、訪問、管理職など)

私の場合は、単位数ばかりを求められる評価制度に違和感があり、後輩指導やチームへの貢献が評価されないことも悩みでした。
「自分が本当に大切にしたい働き方って何だろう?」と考えるきっかけになりました。

このステップを踏むことで、履歴書や面接の内容にも説得力が出てきます。


STEP3:転職先の情報収集を始める

自分の方向性が見えてきたら、具体的にどんな職場があるのかを調べてみましょう。

私も最初は転職サイトを見て、求人内容や職場の雰囲気、給与条件などを比較することから始めました。
無料で使えるPT専門の転職サイトを活用すれば、効率よく情報収集ができます。

  • マイナビコメディカル(PT専門)
  • PTOTSTワーカー

STEP4:履歴書・職務経歴書の準備

転職活動をスムーズに進めるためには、履歴書や職務経歴書のテンプレートをあらかじめ用意しておくのがおすすめです。

自己PRや志望動機は「STEP1・2」で整理した内容を活かすと、書きやすくなります。
空欄を埋めるだけの形式でも良いので、まずは1枚書いてみることから始めましょう。


STEP5:転職エージェントに登録して相談する

求人の比較や応募に不安がある方は、転職エージェントに相談してみるのもひとつの方法です。

私も実際に相談することで、求人票には書かれていない職場の雰囲気や人間関係のリアルな情報を知ることができ、安心して応募できました。

実際に面接にエージェントが同席してくれて、自分では質問しづらいことを代わりに聞いてくれたので、とても心強かったと言っていたのを覚えています。


まとめ:転職は「準備」で差がつく

初めての転職は不安も多いですが、きちんと準備すれば自分に合った職場を見つけることができます。

転職理由を整理し、自分の強みを把握し、信頼できる情報をもとに行動していきましょう。

次回の記事では、履歴書や職務経歴書の書き方について詳しく解説します。

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