理学療法士を辞めたい…甘えじゃないと思えた3つの視点

働き方と悩み

「辞めたいなんて、甘えてるのかな…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

仕事にやりがいがあるはずなのに、どうしても気持ちがついてこない。
だけど、辞めたいなんて思う自分を責めてしまう。

私自身も、そんな葛藤を抱えていた時期があります。

この記事では、私が「甘えじゃなかった」と思えた3つの視点をもとに、
同じように悩んでいるあなたが、自分の気持ちと向き合うヒントになるような話をお届けします。


1. 我慢の積み重ねは、自分でも気づかないうちに限界を超えている

「辞めたい」と思うのは、突然ではありません。

少しずつ不満やストレスが積み重なり、
ある日ふと「もう無理かもしれない」と感じてしまう。

  • 患者さんのために頑張っても、評価されない
  • 経験を積んでも、給与はほとんど変わらない
  • 後輩指導や周囲のサポートにも気を配っているのに、単位の数字だけを見て注意される
  • 「結局、単位のことしか見てないのかな」と落ち込む

こうした思いが積み重なると、
「ちゃんとやってるのに、見てもらえていないのかもしれない」と感じてしまうのも無理はありません。

私自身、「頑張りすぎていること」に気づいたのは、体調を崩しかけていたときでした。


2. 辞めたい気持ちの裏にある「大事にしたいこと」に目を向ける

辞めたい=逃げ、ではありません。
その気持ちは、「今の働き方では大事なものが守れない」というサインかもしれません。

  • 家族との時間を大切にしたい
  • 自分の信念に沿ったリハビリがしたい
  • 心身の健康を取り戻したい

「自分にとって何が大切か」を考えることで、
単なる“甘え”ではなく、“選び直し”としての転職や変化が見えてきます。


3. 「辞めないための努力」が報われない職場もある

多くの理学療法士が、辞める前にできる努力をしています。

  • スキルを磨く
  • 周囲と良好な関係を保つ
  • 我慢して頑張り続ける

でも、それでも報われない環境も確かにあるのです。

「これ以上ここにいても、前に進めない」
そう思う自分を、責める必要はありません。

努力の末に出した「辞めたい」という気持ちは、むしろ誠実な選択だと思います。


まとめ|辞めたい気持ちを否定しないで、立ち止まってもいい

辞めたい気持ちに蓋をして頑張り続けることが、正解とは限りません。

  • 我慢の積み重ねに気づくこと
  • 自分が本当に大事にしたいものを思い出すこと
  • 努力してきた自分を否定しないこと

一度立ち止まって、心の声を聞いてみてください。

それは「逃げ」ではなく、あなたがより良い方向に進むための第一歩かもしれません。

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