「なんか違う…」その違和感、大切にしていい
急性期で働いていて、ふと感じることはありませんか?
- 「忙しさに気持ちがついていかない…」
- 「もっとじっくり関わりたいのに、毎日が流れ作業みたい」
- 「毎日緊張の連続で、消耗している気がする」
実はこう感じているのは、あなただけではありません。
リハビリ職として最初に配属されることの多い“急性期”ですが、すべての人に合っているわけではないのです。
急性期が「合わない」と感じるのはどんなとき?
- リハの介入時間が短く、関係性が築きにくい
- 急変が多く、いつも気を張っている
- 多職種連携やカンファレンスのスピード感がプレッシャー
- 退院支援に追われ、リハの成果を実感しにくい
つまり、「早さ」「効率性」「即対応」が求められる急性期は、
じっくり観察しながら関わるタイプの人には負担が大きくなりやすいのです。
分野を変えることは「逃げ」じゃない
「向いてないと思うなんて、甘えなのかな…」
「一度配属されたのに、続けられないなんて…」
そんなふうに、自分を責めていませんか?
でも、それは違います。
向いていないと気づいたのは、自分と向き合えている証拠。
「どんな働き方が、自分の力を活かせるのか?」と考えることは、
むしろプロとして大切なことです。
実際、急性期を経験したあとで、回復期・訪問・生活期などに分野を変えていきいきと働いているPT・OT・STもたくさんいます。
こんな分野なら合うかも?急性期以外の選択肢
分野 | 特徴・おすすめの人 |
---|---|
回復期 | 比較的じっくり関われる。変化を実感しやすい。 |
生活期 | 利用者と長く関わる。QOL重視の支援ができる。 |
訪問リハ | 一対一で丁寧に関われる。ペースを自分で調整しやすい。 |
老健・施設 | 生活に密着したリハが中心。集団も個別も経験できる。 |
外来 | 運動器や整形などの特化。症例を深めたい人向け。 |
ポイントは、「自分がどんな関わり方をしたいか」を軸に選ぶこと。
環境が変わるだけで、働きやすさも大きく変わります。
分野を変えるときのヒントと注意点
- いきなり辞めなくてもOK。まずは情報収集から。
- 見学や体験を通してイメージを持つ。急に決めなくて大丈夫。
- 信頼できる転職サイトに相談してみるのもおすすめ。
私自身も参考にしたのが、理学療法士向けの転職支援が丁寧なジョブソエルです。
分野に迷っている段階から相談でき、希望に合った求人を紹介してくれます。
“向いていない”と気づけたあなたは、次の一歩を踏み出せる人
「急性期がすべて」ではありません。
「続けられるか」より、「続けたいかどうか」がもっと大切。
- 今の働き方に違和感を持った
- 患者さんともっと深く関わりたい
- 自分らしく働ける場所を探したい
そんな想いを抱えたあなたは、もう次の一歩を踏み出せる準備ができています。
焦らなくて大丈夫。でも、立ち止まったまま悩み続けなくてもいい。
あなたに合った分野、働き方、職場、きっと見つかります。
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