「求人に興味はあるけど、最初の電話が不安…」
「何を聞けば失礼にならない?」
「電話の時点で印象を悪くしないか心配」
理学療法士の転職活動では、最初の電話=求人問い合わせが、思っている以上に重要です。
この電話は、条件交渉の場でも、面接でもありません。
採用側にとっては、
- 社会人としての基本的なマナー
- 落ち着いたコミュニケーションが取れるか
- 一緒に働くイメージが持てそうか
を、無意識に判断している場面でもあります。
長年、見学や採用対応に関わってきた経験から、
「これは好印象につながる」「これは避けた方がいい」と感じたポイントを整理します。
採用担当者が電話で見ている3つのポイント
まずは全体像です。
- 丁寧さ(言葉遣い・話し方)
- 返信・連絡の早さ
- 要点のわかりやすさ(結論 → 補足)
ここから、それぞれを詳しく見ていきます。
① 丁寧さ(言葉遣い・話し方)
電話では、表情や雰囲気が見えません。
その分、声のトーン・言葉選び・間の取り方が、そのまま印象になります。
完璧な敬語である必要はありませんが、
- 落ち着いた話し方
- 早口になりすぎない
- 相手の話を遮らない
このあたりができているだけで、印象はかなり良くなります。
「慣れていない感じ」は問題ありません。
むしろ、丁寧に話そうとする姿勢の方が大切です。
② 連絡の早さ
求人に関する連絡は、できれば当日〜翌営業日までに返すのが理想です。
採用側は、
- 忙しい業務の合間に電話対応をしている
- 複数の応募者とやり取りしている
という状況です。
早めに連絡が来るだけで、
「段取りができそうな人」「社会人として安心感がある」
という評価につながりやすくなります。
③ 要点のわかりやすさ(結論 → 補足)
電話では、長い説明は不要です。
まずは、
- 求人を見て電話したこと
- 見学を希望していること
を、簡潔に伝えるのがポイントです。
話が整理されていると、採用担当者もスムーズに案内しやすくなります。
求人問い合わせ電話の基本フレーズ(例)
実際の流れをイメージしやすいように、例を挙げます。
「お忙しいところ失礼いたします。
〇〇の求人を拝見し、お電話いたしました。
理学療法士として応募を検討しており、
まずは見学が可能かどうかを伺いたいのですが…」
このように、
- 求人を見たこと
- 応募を検討していること
- 見学を希望していること
を順番に伝えるだけで十分です。
電話で聞いておくと良い内容(事実確認レベル)
求人問い合わせの電話では、踏み込みすぎない質問が基本です。
おすすめなのは、以下のような内容です。
- 見学は可能かどうか
- 見学の流れや所要時間
- 見学当日に準備するものがあるか
- どの領域(病棟・外来・訪問など)の見学になるか
いずれも、事実確認に近い内容なので、電話でも聞きやすく、印象を悪くしにくい質問です。
電話では聞かない方が良い内容
一方で、電話の段階では避けた方が良い質問もあります。
- 給与の詳細
- 残業が必ずないかどうか
- 人間関係の実情
- 募集の背景(なぜ人を探しているのか)
これらは、見学や面接の場で確認する方が適切です。
特に「募集の背景」は、内部事情に踏み込む質問になりやすく、
電話では相手を構えさせてしまう可能性があります。
見学につなげることが電話のゴール
求人問い合わせの電話は、その場で判断を下すための場ではありません。
目的はあくまで、
- 見学につなげること
- 実際の職場を自分の目で確認すること
です。
電話では「感じの良い人」「やり取りしやすい人」という印象を残せれば十分です。
まとめ|電話は「評価の場」ではなく「入口」
最後にポイントを整理します。
- 求人問い合わせの電話は、短く・丁寧に
- 聞く内容は事実確認レベルに留める
- 条件や背景は、見学・面接で確認する
電話は、転職活動のほんの入口です。
構えすぎず、落ち着いて対応すれば大丈夫です。
その一歩が、納得できる職場選びにつながっていきます。


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