「なんとなく働きづらい…」それ、価値観のズレかもしれません
今の職場で、
- 「なんだかモヤモヤする」
- 「頑張っているのに評価されない」
- 「周りと温度感が合わない」
そんな風に感じたことはありませんか?
理学療法士の職場は、病院、施設、訪問、外来など多岐にわたります。
そのため、環境によって求められる価値観や仕事観も大きく異なります。
実際に私自身も、「この職場、合わないかも…」と思いつつ働き続けた時期がありました。
そのとき気づいたのは、仕事内容よりも“価値観の相性”が働きやすさに直結するということでした。
職場選びでは「価値観の相性」をチェックすべき
給与や休日などの条件ももちろん大切ですが、
それ以上に重要なのが「この職場で、自分らしく働けるかどうか」です。
特に理学療法士は、職場によってリハビリの方針や人間関係の雰囲気が大きく異なるため、
価値観の合わない職場に入ってしまうと、ストレスを抱えやすくなります。
✅ 理学療法士が「価値観の合う職場」を見極める5つの視点
- 理念やリハビリ方針に共感できるか
- 上司や先輩の人柄・指導スタンスが合いそうか
- スタッフ間の雰囲気やチームワークに安心感があるか
- 評価制度やキャリアパスが納得できるものか
- 自分の価値観・働き方と職場の文化がマッチしているか
以下で、それぞれの視点について詳しく解説します👇
1. 理念やリハビリ方針に共感できるか
- 「生活の質を大切にする」「早期退院を目指す」など、施設によって重視する方向性が違います。
- 面接や見学で「理念・基本方針」に共感できるかを確認しましょう。
- 求人ページに書かれている内容と、実際の現場が一致しているかも要チェックです。
2. 上司や先輩の人柄・指導スタンスが合いそうか
- トップダウン型か、現場に裁量があるか
- 厳しく教えるタイプか、寄り添うタイプか
- 面接時に話した印象や、質問への答え方に「合いそう・合わなそう」のヒントがあります。
3. スタッフ間の雰囲気やチームワークに安心感があるか
- 雑談がある程度あるか、ギスギスしていないか
- カンファレンスの雰囲気や、コミュニケーションの取り方
- 「質問しやすそうか」「相談できそうか」が見学時に分かるポイントです。
4. 評価制度やキャリアパスが納得できるものか
- 昇給・昇進の基準が明確か?
- 年功序列なのか、実力主義なのか
- 「ここで働き続けたら、どう成長できるのか?」が見えると安心です。
5. 自分の価値観・働き方と職場の文化がマッチしているか
- 一人ひとりの患者さんと「じっくり関わりたい」なら訪問リハ、
- 「連携しながら動きたい」なら病院など
- 1日何人を見るか、時間の使い方、求められるスピード感など
- 自分の“得意な働き方”と合っているかをイメージしてみましょう。
見学・面接で使えるチェックポイント
実際に職場を見学する際は、以下のような点に注目すると雰囲気がつかめます。
- 職員の表情・会話のトーン
- カルテ記録やカンファレンスの様子
- 休憩中の雰囲気(ピリピリ or 和やか)
- 見学者への対応(挨拶・質問への回答など)
「何となく居心地がいい」と感じられるかは、職場の価値観が自分に近いサインです。
まとめ|価値観の合う職場は“働きやすさ”の土台になる
理学療法士として、どんな職場で働くかはとても大きなテーマです。
条件や仕事内容も大切ですが、「この職場は、自分らしく働けそうか?」という視点を持つことで、転職後の後悔を減らすことができます。
5つの視点をもとに、見学・面接の段階から「相性の良い職場かどうか」を確認してみてください。
あなたに合った職場は、きっと見つかります。
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