理学療法士を辞めたいほど疲れたときに読みたい5つの思考整理術

働き方と悩み

「もう限界かも…」そんな気持ちになったとき

「最近、仕事がつらいと感じることはありませんか?」
「朝起きるのがしんどい」「笑顔が減った気がする」——
そんな自分に気づいたとき、心が疲れているサインかもしれません。

私も回復期で働いていたとき、業務に追われて昼休憩も記録の時間もないほどの忙しさに、毎日ヘトヘトになっていました。
真面目にやっているのに報われない気がして、ふと「このままずっと続けるのは無理かも」と思ったことがあります。

そんなときに必要なのは、無理に前向きになることではなく、
一度立ち止まって、自分の気持ちを整理する時間です。

✅この記事でわかること

  • 「辞めたいほど疲れた」ときにやってほしい思考整理の方法
  • モヤモヤした気持ちを整理して、次の一歩を見つけるヒント
  • つらさから少しだけ解放されるための考え方

1. 「辞めたい理由」を紙に書き出す

「もう無理…」「辞めたい…」と思っているときは、頭の中が混乱しています。
まずは、今感じていることをすべて紙に書き出してみましょう。

「人間関係がつらい」「業務量が多い」「評価されない」など、理由を書いていくことで、自分の悩みの“正体”が見えてきます。
書き出すことで、自分の気持ちを客観的に見られるようになります。

2. 「本当はどうしたいのか?」を問いかける

「辞めたい」という気持ちの奥には、実は別の願いがあることも。
たとえば…

  • 今の職場を変えたいだけなのか?
  • 職種そのものが向いていないと感じているのか?
  • もっと余裕を持って働きたいのか?

「本当はどうしたいのか?」と自分に問いかけることで、具体的な方向性が見えてくることがあります。

3. 「自分が大切にしたい価値観」を思い出す

私がまだ、PTになる前、骨折で歩けなくなった祖母が、PTに支えられて再び歩けるようになった姿を見たとき、私は強く思いました。
「PT次第で、その後の人生が大きく変わることもあるんだ」と。

忙しさの中で、なぜ理学療法士という仕事を選んだのか、その気持ちを見失っているときがあります。

  • 人の役に立ちたい
  • 回復を支えるやりがいが好きだった
  • チームで連携することにやりがいを感じていた

原点を思い出すことは、自分を立て直すための大切な作業です。

4. 小さく変えられることを1つ探す

環境を一気に変えるのは難しくても、自分の動き方なら少し変えられるかもしれません。

  • 担当患者数を相談してみる
  • 昼休憩の取り方を変えてみる
  • 日報の書き方を見直してみる

私の場合は、同僚に「最近ちょっときつくて」と話すだけでも、気持ちが軽くなりました。
一人で抱え込まないだけで、少し楽になれます。

「できること」に目を向けると、少しだけ心が軽くなります。

5. 「誰かに話す」ことで思考を外に出す

信頼できる同僚や先輩、あるいは全く関係のない第三者でも構いません。
「話す」ことで、自分の思考を外に出し、客観視することができます。

言葉にすることで、「実はこう思っていたんだな」と自分でも気づくことがあります。
一人で抱え込まず、声に出すことも思考整理のひとつです。

最後に:頑張ってきた自分を認める時間を

辞めたくなるほど疲れているのは、「あなたが一生懸命やってきた証」です。
頑張ってきた分、余計につらく感じるのは自然なこと。

まずは「無理をしてきた自分」に気づき、思考を整える時間を取ってあげてください。
きっと、次に進むための小さな一歩が見えてきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました