人間関係が不安？理学療法士が職場の雰囲気を見極める4つの視点

職場の選び方

2025.05.29

「転職したいけど、人間関係がうまくいくか心配…」
「求人票じゃ雰囲気までは分からない」

理学療法士にとって、職場の人間関係や雰囲気は働きやすさ・続けやすさに直結する大切な要素です。
私自身も、環境によってストレスが大きく変わることを実感しました。

今回は、見学や面接の段階で“雰囲気”を見極めるための4つの視点をご紹介します。

見学時やすれ違いざまの挨拶が機械的か、それとも笑顔やアイコンタクトがあるか。
私は「こんにちは」の声のトーンだけで、「この職場は気持ちよく挨拶できるな」と感じたことがあります。

温かみのあるやりとりは、その職場の空気のよさを象徴しています。

「指示ばかり」「会話がない」「後輩が委縮している」ような様子はないか、観察してみてください。
私が働きやすかった職場では、後輩が気軽に相談し、先輩も親身に応える様子が自然に見られていました。
こうした関係性があると、「ここなら自分も安心して働けそう」と思えるはずです。

余裕のない表情、無言で慌ただしい雰囲気が続いていると、ピリピリした空気を感じます。
逆に、忙しくても目が合ったら笑顔で応じるような雰囲気は、安心して働ける職場のサイン。
見学時には、表情とテンポ感にも注目してみましょう。

リハスタッフだけでなく、看護師や介護職、事務職などとの関係も重要です。
私はある職場で、リハスタッフが自然に笑顔で他職種とやりとりしている様子を見て、
「ここなら連携もスムーズそう」と感じました。

他職種と連携できる環境は、働きやすさにも直結します。

人間関係や雰囲気は、紙の情報だけでは分かりません。
だからこそ、実際に見て・聞いて・感じることが大切です。

面接で条件ばかりに注目するのではなく、
「ここで働いてみたい」と思えるかどうかを、あなた自身の感覚で確かめてみてください。