理学療法士が“やりがいを見失った”ときの対処法｜気づきの3ステップ

働き方と悩み

2025.05.30

「なんとなく気持ちが乗らない…」
「最近、仕事がつまらなく感じる」
そんな“やりがいを見失った感覚”を抱えていませんか？

理学療法士として経験を積む中で、ふとしたタイミングでこうしたモヤモヤに直面することがあります。
忙しさや責任感のなかで、本来の想いや目標が見えなくなってしまうこともあるでしょう。

そんなとき、大切なのは“無理に前向きになる”ことではなく、
いまの気持ちに向き合いながら、自分が大切にしたいことを見つめ直すことです。

やる気が出ない。職場に行くのがつらい。
そんな気持ちが出てきたとき、「何がつらいのか」を言葉にしてみましょう。

たとえば、「患者さんと話すのが怖い」「毎日が同じで達成感がない」など、
モヤモヤの“正体”が分かってくると、対処の糸口が見えてきます。

「モヤモヤしている自分」を責めるのではなく、
自分にとって何が大切かを考えてみてください。

なぜ理学療法士になったのか？
「治療技術をあげて、患者さんを楽にしたい」など、
あなた自身が大切にしていた“原点”を振り返ってみてください。

実習や新人時代の経験、やりがいを感じた瞬間を思い出すことで、
自分の中にある想いを再認識することができます。

今後のキャリアを考えるうえで、「何を変えたいか」を明確にすることが大切です。

たとえば…

など、今の職場で改善できることはないか、
あるいは働き方自体を見直す必要があるか──
小さな選択からでも未来は変わっていきます。

やりがいを見失うことは、悪いことではありません。
それは、あなたが真剣に仕事に向き合っている証拠でもあります。

少し立ち止まって、自分の気持ちに耳を傾けてみましょう。
無理に答えを出さなくても大丈夫。
気づきの積み重ねが、あなたの次の一歩につながります。